前略、ドデカ愛の真ん中より

※個人の感想です

六絃琴が紡いだ軌跡

小鹿雄一朗さん、お誕生日おめでとうございます!!!!!!!!!

 

 いきなり特大の圧が発生してしまいました、申し訳ございません。

 私は小鹿さんのギターが本当にマジで大好きで世界で一番かっこいいと思っていて、なんかこう叫びそうなんですがそういう訳にもいかないですよね。人として。

 代わりに僭越ながらHalf time Oldの曲の中からいくつかピックアップしてギターの話をしようと思います。ランキングでは無いので順番に特に他意はありません。最後以外。どうしてもライブで聞いたことある曲が多めになるのは許してください。あと、ギター未経験者の私見なのでなんかこうテキトーに見てもらって大丈夫です(?)。

 

1.ウェイバーモンキー

https://youtu.be/ujsIDrb-NCY

 なんてったって映像が良すぎるんですよ。LIVE MVは本当に良い文明。生命を削って撒き散らしているみたいな暴れ方が本当に大好きで、大好きすぎて何回見たかもう分からない。

 イントロとサビのあのリフ、音のひとつひとつに影が落ちているみたいな響き方に聞こえる。歩様に纒わり付くようなあのギターが、曲調を重くするのに重要な役割なんだろうな。サビの部分とか特に、なんか歌詞に蔦が巻きついているみたい。叫ぶようなソロも、ラスサビ前の大暴れサウンド(?)もマジで良すぎる。最後の「踊らされてみようってね」で音が高くなるところで脳汁ビシャビシャになるので、ライブで聞くと曲終わりには首から上がしゃびしゃびです。脳汁と汗で。

 

2.今だけ君のもの

 かつて「この曲を生で聴けたらもう死んでもいいやグランプリ」でぶっちぎりの一位だったこの曲ですが、去年の決起集会で聴けたので現在は「死ぬまでに絶対もう一度生で聞きたい曲グランプリ」でぶっちぎりの一位です。ギターの旋律が好きすぎるので。もう一度この曲を聴けるまで死ねません。絶対に。ということはこれが再びライブで披露されるまでは私は不死身なんでしょうか?

 話が逸れちゃった。お散歩してるみたいなのんびりした曲調だけれど歌詞はちょっと重くて、でも曲全体として重くならないのはどこか能天気なギターリフのお陰だと思う。

 AメロBメロの対旋律の構成が好きすぎる。「もうひとつのメロディー」としての存在感があまりにも良すぎない??一番と二番が真逆くらいにテンションが違うのも好き。一番はイントロのテンションを引き継いでいる感じ、二番は徐々に疾走感を増して、その先の駆け抜けるようなギターソロに繋げていく感じ。同じBPMでボーカルのメロディーは大体一緒なのに、周りの音が違うだけでこんなにもテンポ感が変わるんだなあ……。

 そして、「どこか能天気」だったリードギターの旋律がラストで急に爆イケ化するのがたまらなく好きで、最後の30秒くらいを永遠にループしてしまう。ギターの独壇場すぎる。マジで、またライブでやってください。私の寿命が伸びます。

 

3.ほたる

かっけえーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 私の中のエレキギターに対する「憧れ」を煮詰めて煮詰めて楽譜にしたみたいな、なんか、私の好きな「リードギター」の概念が全部詰まってる。ギターの音に耳を傾けたら3分半がこの世で一番早く過ぎ去っていく。

 揺れるみたいに響くAメロのところも、サビ前のアルペジオみたいなやつも、何より一番終わりの間奏のタッピングがそのまま二番に引き継がれるのが好きすぎる。初めて気づいた時にはガチで「えっ!!!!」って声出た。違和感無いのすげえ……。

 だいぶ前にもツイートしたんだけど、ほたるは好きすぎてまともに語れないのでこの辺にしておきます……。

 

4.アナザーロード

https://youtu.be/FBDtmCZ8l1Y

 「クジ引きで当たったような幸運と~」のところのギター、ボーカルのリズムと八割方一緒なのに音程が全然違うのすごくない??!?!!アナザーロード(別の道)ってそういうこと!?!!??!

 サビのコードがまさに〝光〟っていう感じがしてほんとうに好き、コードのこと2ミリくらいしか知らんけど。二番のサビ前の階段を上るみたいな音も好きだなあ……一番と二番の差別化はここです!!っていう心意気が伝わってくる。ラスサビ前の音で「そろそろラストだよ‼️‼️」みたいなことを担ってるのがイントロと同じ旋律なのも良いな。全体的にこの曲のギターは「曲の楽しみ方」をはっきり教えてくれているような気がする。

 

5.OverEats

 多分全楽器そうなんだけど、この曲を上げない訳にはいかないんすわ。この曲のイントロって小鹿先生監修だったよね?

 大天才。大勝利。BIGLOVE。

 終始単音のセンスが大爆発してて最高すぎる。これだから私はエレキギターっていう楽器が大好きなんですよ……マジで……。圧倒的な音楽としての完成度に立ち尽くすことしか出来なくなるような、気づいたら口が半開きになっているような、意識を全部吸い取られているような……、上手く言えんなあ。

 二番のモニュモニュした音(??)の単音が好きすぎて永遠に摂取したい。もしくは頸動脈に注射で打って全身を巡らせたい。良すぎて万病に効きそう。何を言っているんだ私は。

 

6.忠犬ヒト公

 情報量の多いギターが大好物なので、もちろんこの曲のギターはマジでめちゃめちゃ好きです。

 「小鹿さんのギターだ!!!!!!」ってなる感じがすごい。歌声の上を滑るような、軽やかに跳ねるようなリフ。指何本あるんですか?ってなる二番の……タッピングだったっけ?って思ってTwitterの動画見に行ったらタッピングじゃなかったわ、タッピングはラスサビ前だった。

 なんにせよ、この曲のギターに耳を傾ける度に(好きだなあ……)ってなるんですよ。吹奏楽部だった中高生時代にフルートとかオーボエの音を聴いて(ほぁ……)ってうっとりしてたことを思い出す。ずっと中低音楽器担当だったから多分高音に憧れてるんだよね、本能的に。同じ音量でも低音より高音の方が聞こえやすいし、その感覚にバカ正直に従っているから「この高音が好きだ!!!」ってなる音楽をいつも愛してしまうな。何の話?

 

ラスト.シューティングスター

私の中では結局これしか勝たんのですよ!!!

 昔のメモ見返したらこの曲のギターソロについてスクショ1枚半くらいかけて語ってて自分でも引いた。好きすぎやろ。分かるけど。

 こんなにギターの音が〝星〟そのものなことある??星モチーフの曲がそもそも大好きなのでジャンル問わず色々な星を集めて聴いているんですが、Half time Oldが好きだっていう事実を抜きにしてもこれがぶっちぎりで一番好き。記憶全部ぶっ飛ばして自分の星プレイリスト聴いても多分これが一番だし、この曲のギターソロが世界で一番好きだって言える自信がある。直前までコードだけのゆったりしたテンポ感だったのがギターの単音で急に倍速になるのが堪らない。宇宙空間をフルスピードで移動している気分になる。溶けた彗星の雫と心臓のリズムが交わるような、遠い空の光を見上げるような、とにかくこの曲のギターソロが、ギターの音全てが、世界で一番好きだ。

 この先の人生でもっと色々な音楽を、バンドを新しく知ったとしても、心の中に一番明るく煌めくギターはシューティングスターの音なんだろうな。

 

まとめ

 私はバンドにおける「リードギター」というポジションがそもそも大好きなのでこんなテキスト量になってしまいました。何だかんだ人生の中で音楽を色々やってきて、「触れたことのない楽器」が一般的なバンド編成の中だともうギターしか無いんですよね……。だから何も分からないが故の「かっけえ~!!!!」という至極単純な感情が発生するんです。あまりよく知らないバンドでもギターを見て聞いていたら無条件で楽しいんです。それが好きなバンドともなれば尚更。

 私は小鹿さんのギターが世界で一番好きで、世界で一番かっこいいと思っています。今までも、きっとこれからも。